オフィシャルブログ

仕上がりを左右するマスキング技術✨ ― 細かな作業が品質につながる ―

皆さんこんにちは!

 

北海道北広島市を拠点にトラックをメインとした車両の塗装を行っている

マルミ工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

仕上がりを左右するマスキング技術✨

― 細かな作業が品質につながる ―

 

 

 

トラック塗装におけるマスキングは、塗料を付けたくない場所を覆うだけの作業ではありません。

塗装する場所としない場所の境界をつくり、複数の色を正確に塗り分け、美しくメリハリのある仕上がりを実現するための技術です🎨

同じ塗料を使い、同じ方法で吹き付けたとしても、マスキングの精度によって完成時の印象は大きく変わります。

特にトラックは車体が大きく、長い直線や複雑な形状も多いため、全体のバランスを確認しながら細部まで丁寧に作業する必要があります。

 

 

 

境界線が仕上がりの印象を決める

 

塗装後にマスキングテープを外すと、塗装した部分と塗装していない部分の境界線が現れます。

この線がまっすぐにそろっていれば、全体が引き締まり、整った印象になります。一方、線が波打っていたり、塗料がにじんでいたりすると、車体全体がきれいに塗られていても、その部分が目立ってしまいます。

特に、企業カラーによる塗り分けやライン塗装では、境界線の品質がデザイン全体へ影響します🚚

数ミリのずれであっても、長い距離になると傾きが目立ちます。そのため、基準となる位置を確認し、必要に応じて寸法を測りながらテープを貼っていきます。

 

 

 

長い直線を美しくつくる技術

 

トラックの荷台やボディには、長い直線をマスキングする場面があります。

短い距離ではまっすぐに見えても、車体全体を離れた位置から見ると、少しずつ高さがずれていることがあります。

作業中は近くから貼り付けるだけでなく、途中で車体から離れ、全体の線を確認します👀

車体のプレスラインやパネルの境目などを基準にする場合もありますが、すべての車両が完全に同じ形状とは限りません。

左右の高さやラインのつながりを確認し、完成したときに自然に見える位置を決めます。

一度で貼り切ろうとせず、少しずつテープの方向を調整しながら進めることが、美しい直線につながります。

 

 

 

曲線や凹凸部分への対応

 

トラックには、角、曲面、段差、ボルトまわりなど、複雑な形状が数多くあります。

平らな面と同じ感覚でテープを貼ると、しわや浮きが発生し、その隙間から塗料が入り込む可能性があります。

曲線に適した細いテープを使用したり、無理な力をかけずに形状へ沿わせたりするなど、場所に合わせた方法を選びます🔧

テープを強く引っ張りすぎると、貼った直後はきれいに見えても、時間が経つと元の形に戻ろうとして浮くことがあります。

塗装を始める前には、テープの端や曲がり部分を指で押さえ、確実に密着しているかを確認します。

 

 

 

塗料の入り込みを防ぐ密着

 

境界部分にわずかな隙間があると、スプレーガンから噴射された塗料が入り込み、にじみが発生します。

塗料は細かな霧状になるため、見た目では分かりにくい隙間にも入り込むことがあります。

下地にほこりや油分が残っていると、テープがしっかり貼り付かない場合があります。そのため、マスキング前に貼り付ける面を清掃し、汚れや水分を取り除きます🧽

テープを貼った後も、全体を目で確認するだけではなく、指先で境界をなぞりながら浮きがないかを確かめます。

こうした細かな確認が、くっきりとした美しい塗り分けを生み出します。

 

 

 

塗装方法まで考えたマスキング

 

優れたマスキングは、テープを貼る作業だけで完結しません。

どの方向から塗料を吹き付けるのか、何回塗り重ねるのか、どの程度の塗膜になるのかまで考えて、保護範囲や貼り方を決めます。

塗料を境界へ強く吹き付けると、テープの隙間へ入り込みやすくなります。また、塗膜が厚くなりすぎると、テープを外したときに境界に大きな段差ができたり、塗膜が一緒に剝がれたりすることがあります⚠️

塗装担当者とマスキング担当者が異なる場合は、塗装範囲や吹き付け方を事前に共有します。

次の工程を理解し、チームで情報を合わせることが、安定した品質につながります。

 

 

 

テープを外すまで気を抜かない

 

マスキングテープをきれいに貼れても、外し方を誤ると境界線が乱れることがあります。

塗料の乾燥状態を確認し、塗膜へ負担をかけない角度でゆっくりと剝がします。

勢いよく引っ張ると、塗膜が欠けたり、テープが途中で切れたりする可能性があります。反対に慎重になりすぎて長時間放置すると、テープの粘着物が残る場合もあります。

取り外した後は、境界線を目で追いながら、にじみや塗り残しがないか確認します🔍

問題を早い段階で発見できれば、適切に修正できます。完成したと思った後の最終確認も、大切なマスキング技術の一部です。

 

 

 

求職者の皆さんへ|細かな作業が大きな成果になる

 

マスキング作業では、集中力や丁寧さが求められます。

同じ作業の繰り返しに見える場合もありますが、車両の形状やデザインによって貼り方が異なるため、毎回考えながら作業します👷

最初は直線を貼ることにも時間がかかるかもしれません。しかし、経験を積むことで、テープを動かす手の感覚や、全体のバランスを見る力が身についていきます。

先輩が貼ったラインと自分が貼ったラインを見比べることも、大切な勉強です。

細かい作業が好きな方、ものづくりに集中したい方、完成したものを目に見える形で残したい方にとって、やりがいのある仕事です😊

自分がつくった境界線がトラックのデザインの一部となり、道路を走る姿を見たときには、大きな誇りを感じられます。

 

 

 

まとめ

 

マスキング技術は、トラック塗装の仕上がりを左右する重要な技術です。

長い直線、曲線、細かな凹凸など、場所に合わせてテープを使い分け、塗料が入り込まないよう境界部分を確実に密着させます。

完成後の美しさは、塗装する技術だけでなく、塗る前の準備と細かな確認によって支えられています。

目立たない工程にも責任を持ち、細部まで丁寧に仕上げることが、品質の高いトラック塗装につながります✨

未経験の方も、基本的なマスキングから経験を積み重ねることで、正確なラインや複雑なデザインを任される職人へ成長できます。丁寧さを自分の技術に変えられる仕事です。

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

マルミ工業株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

北海道北広島市を拠点にトラックをメインとした車両の塗装を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!