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日別アーカイブ: 2026年9月9日

マスキングとは?🎨 ― 塗らない場所を守る大切な工程 ―

皆さんこんにちは!

 

北海道北広島市を拠点にトラックをメインとした車両の塗装を行っている

マルミ工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

マスキングとは?🎨

― 塗らない場所を守る大切な工程 ―

 

 

 

 

トラック塗装では、車体全体を同じ色に塗るとは限りません。

窓ガラスやライト、ゴム部品、メッキ部分など、塗料を付着させてはいけない場所が数多くあります。また、複数の色で塗り分ける場合は、色と色の境界を正確につくる必要があります。

そこで欠かせないのが「マスキング」です🎨

マスキングとは、塗らない部分をテープや専用のシートなどで保護する作業です。塗装そのものではありませんが、完成時の美しさと作業効率を支える非常に重要な工程です。

 

 

 

塗料は想像以上に広がる

 

スプレーガンを使った塗装では、塗料が細かな霧状になって噴射されます。

狙った部分だけへ塗っているように見えても、空気中に広がった塗料が周囲へ付着することがあります。この細かな塗料の飛散は、一般的に「塗装ミスト」と呼ばれます。

窓やライトなどに塗装ミストが付着すると、完成後に除去作業が必要です。隙間や細かな部品へ入り込んだ場合は、きれいに取り除くことが難しくなるケースもあります。

塗装する範囲と塗装しない範囲を明確に分け、周囲を確実に保護することで、不要な付着を防ぎます🔧

 

 

 

どのような場所を保護するのか

 

トラックには、塗料を付着させたくない部分が数多くあります。

・フロントガラスやサイドガラス
・ヘッドライトやテールランプ
・ミラー
・ゴムモール
・ドアハンドル
・エンブレム
・ナンバープレート周辺
・タイヤやホイール
・配線や接続部分

実際に保護する範囲は、車両の形状や塗装内容によって異なります🚚

 

荷台や架装部分だけを塗る場合、キャビンや車両下部を広く覆うこともあります。部分補修では、補修箇所の周囲へ塗料が飛散しないよう、適切な範囲を養生します。

どこまで保護する必要があるかを事前に判断することも、マスキング作業の大切なポイントです。

 

 

 

マスキングテープの貼り方が重要

 

テープは、ただ貼ればよいわけではありません。

塗装する部分との境界に隙間があると、そこから塗料が入り込み、線がにじんだり、塗らない部分へ色が付いたりする可能性があります。

反対に、必要な範囲までテープで隠してしまうと、本来塗るべき部分が塗られず、塗り残しになります。

境界線を確認しながら、テープを正確に貼ることが必要です📏

曲線部分や小さな凹凸、部品の周辺では、テープにしわができやすくなります。しわの隙間から塗料が入り込まないよう、指先でしっかりと密着させます。

細かな部分では、幅の異なるテープを使い分けたり、形状に合わせてシートを加工したりすることもあります。

 

 

 

車両全体を守る養生

 

境界部分へテープを貼った後は、広い範囲をマスキングシートや紙などで覆います。

塗装範囲から離れた場所であっても、空気の流れによって塗装ミストが届く可能性があります。そのため、露出している部分がないか、車両をさまざまな角度から確認します🔍

シートの固定が不十分であれば、塗装中の風圧でめくれることがあります。めくれた部分へ塗料が付着するだけでなく、シートが塗装面に触れて仕上がりを傷める可能性もあります。

塗装作業中の状態まで想像し、剝がれたり動いたりしないよう確実に固定します。

 

 

 

外すタイミングにも注意が必要

 

塗装が終わった後は、マスキング材を取り外します。

この作業も、いつでもよいわけではありません。塗料の状態を確認せずに剝がすと、塗膜が一緒に引っ張られ、境界部分が欠ける場合があります。

反対に、塗料が完全に硬化した後までテープを残すと、テープが剝がれにくくなったり、境界線が乱れたりすることがあります。

塗料の種類や乾燥状態を見ながら、適切なタイミングでゆっくりと取り外します✨

すべて外した後は、塗料のにじみや塗り残し、テープの粘着物が残っていないかを確認します。

 

 

 

マスキングが作業効率を高める

 

マスキングには時間がかかります。しかし、準備を丁寧に行うことで、塗装後の修正や清掃を減らせます。

保護が不十分で窓や部品へ塗料が付着すれば、その除去に多くの時間が必要です。部品を傷つけたり、予定していた納期に影響したりする可能性もあります⚠️

塗装前に必要な時間をかけて保護することは、結果として確実で効率の良い施工につながります。

早く貼ることだけを目指すのではなく、塗装作業を安心して進められる状態をつくることが重要です。

 

 

 

求職者の皆さんへ|未経験から身につけられる技術

 

マスキングは、トラック塗装の仕事を始める際に学ぶことが多い基本工程の一つです。

最初は先輩の作業を見ながら、テープやシートの扱い方、保護する範囲、きれいに貼る方法などを覚えます👷‍♂️

簡単そうに見える作業ですが、経験を重ねるほど、仕上がりの違いが分かるようになります。

車両によって形状や塗装範囲が異なるため、「どの順番で貼れば作業しやすいか」「どこまで覆えば安全か」を考える力も身につきます。

手先を使う作業が好きな方、丁寧にコツコツ取り組める方に適した仕事です。きれいに貼れたマスキングを外し、まっすぐな境界線が現れたときには大きな達成感があります😊

 

 

 

まとめ

 

マスキングは、塗装しない部分を守り、塗装範囲を正確に仕上げるための重要な工程です。

テープやシートを適切に使い、窓、ライト、ゴム部品などを塗料の飛散から守ります。

貼り方だけでなく、保護する範囲の判断、シートの固定、取り外すタイミングまで、さまざまな技術と注意が必要です。

完成後には取り外されるため形には残りませんが、マスキングの丁寧さは塗装の仕上がりにしっかりと表れます。

トラック塗装の仕事は、このような基本工程を一つずつ身につけるところから始まります。未経験でも丁寧に学ぶ気持ちがあれば、着実に技術を伸ばせる仕事です🌱

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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