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日別アーカイブ: 2026年9月24日

塗装前にパーツを外す理由🔩 ― 細部まで美しく仕上げるために ―

皆さんこんにちは!

 

北海道北広島市を拠点にトラックをメインとした車両の塗装を行っている

マルミ工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

 

塗装前にパーツを外す理由🔩

― 細部まで美しく仕上げるために ―

 

 

 

 

トラック塗装の前には、車両の状態や施工内容に応じて、エンブレム、ライト、ミラー、ドアハンドルなどのパーツを取り外すことがあります。

「マスキングで覆えば、外さなくても塗装できるのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、細かな部分まで美しく仕上げ、塗り残しや塗料の段差を防ぐためには、必要なパーツを外してから作業することが効果的です🔧

取り外しには手間がかかりますが、その一工程が完成時の品質や、将来パーツを交換したときの見た目にもつながります。

 

 

 

パーツの際まできれいに塗装するため

 

パーツを取り付けたまま塗装すると、その周囲をマスキングテープで保護する必要があります。

複雑な形状や細かな隙間がある場合、境界部分へテープを完全に密着させることが難しくなります。

テープの隙間から塗料が入り込んだり、反対にパーツの際まで塗料が届かず、古い色が残ったりする可能性があります。

必要なパーツを取り外せば、その下や周囲まで作業できるようになります✨

広い範囲を均一に研磨し、塗料を吹き付けられるため、境界の段差が少なく、自然な仕上がりになります。

 

 

 

塗り残しを防ぐ

 

車体の色を大きく変更する場合、パーツ周辺の塗り残しは特に目立ちます。

たとえば、白い車体を濃い色へ塗り替えた際に、エンブレムやドアハンドルの周囲へ以前の白色が残っていると、見る角度によって古い色が見えてしまいます。

外観がきれいでも、細かな隙間から元の色が見えると、全体の完成度が下がってしまいます。

パーツを外し、隠れていた部分まで塗装することで、色のつながりが自然になります🎨

企業カラーへの変更や、中古トラックの再塗装など、車体の印象を大きく変える施工では、特に重要な工程です。

 

 

 

研磨やサビ処理を行いやすくする

 

パーツの周辺は、水分や汚れがたまりやすい場所です。

外から見ると問題がないようでも、パーツを外すと、隠れた部分にサビや汚れが見つかることがあります。

取り付けたままでは、細かな隙間まで十分に清掃・研磨できません。サビの上から塗料を重ねても、内部で腐食が進み、再び塗膜の表面へ現れる可能性があります⚠️

パーツを取り外すことで、塗装面の状態を直接確認できます。

サビや古い塗膜を処理し、必要に応じて防錆処理や補修を行ったうえで、新しい塗装へ進みます。

見えない部分の状態まで確認することが、仕上がりの美しさと耐久性を高めます。

 

 

 

パーツへの塗料付着を防ぐ

 

ライトやゴム部品、メッキパーツなどに塗料が付着すると、本来の機能や見た目を損なうことがあります。

マスキングによる保護も可能ですが、形状が複雑な部品では、小さな隙間が残る場合があります。

取り外せる部品を外しておけば、塗装ミストによる付着のリスクを減らせます。

また、パーツがない状態ではスプレーガンを動かしやすくなり、周囲へ均一に塗料を吹き付けられます🚚

塗装する人にとって作業しやすい環境をつくることも、パーツを外す大切な理由です。

 

 

 

何でも外せばよいわけではない

 

細部まで塗装するためとはいえ、すべてのパーツを必ず外すわけではありません。

取り外しに特殊な工具や技術が必要な部品もあれば、外すことで破損するリスクが高まる部品もあります。配線やセンサーにつながっている部品では、慎重な作業が必要です。

塗装する範囲、パーツの状態、作業時間、仕上がりのご希望などを確認し、取り外すものとマスキングで保護するものを判断します📝

無理に外すのではなく、車両ごとに適切な方法を選択することが重要です。

取り外す前には、位置や向き、配線の状態などを確認します。必要に応じて写真を撮ったり、部品ごとに印を付けたりして、間違いなく元の状態へ戻せるよう準備します。

 

 

 

取り外した部品の管理も大切

 

外したパーツは、再び取り付けるまで適切に保管します。

ボルトやクリップなどの小さな部品をなくしたり、別の場所で使用する部品と混ざったりすると、組み立て作業に支障が出ます。

部品を車両や取り付け場所ごとに分け、傷や汚れが付かないよう管理します📦

ライトやミラーなどは、置き方によって表面を傷つけたり、破損したりする可能性があります。作業場所を整理し、安全な保管スペースを確保することも必要です。

丁寧な部品管理は、塗装作業を円滑に進め、確実に復元するための基本です。

 

 

 

再取り付けと最終確認

 

塗装が乾燥し、必要な仕上げ作業が終わった後は、取り外したパーツを元に戻します。

このとき、塗装したばかりの車体へ工具やパーツを当てないよう慎重に作業します。

無理に押し込んだり、ボルトを強く締めすぎたりすると、塗膜を傷つける可能性があります。

取り付け後は、パーツが正しい位置に固定されているか、がたつきがないかを確認します🔍

ライトやミラーなど、車両の安全に関係する部品では、動作確認も欠かせません。外観だけでなく、車両として問題なく使用できる状態まで確認して作業完了となります。

 

 

 

求職者の皆さんへ|幅広い知識が身につく仕事

 

トラック塗装の仕事では、塗料を扱う技術だけでなく、車両の構造や部品についても学べます👷

未経験で入社した場合は、最初から複雑な部品を一人で外すことはありません。先輩と一緒に作業し、工具の名前や使い方、部品を外す順番、保管方法などを覚えます。

「外した部品を元通りに戻す」という責任があるため、確認を習慣にすることが大切です。

車やトラックが好きな方、機械を触ることが好きな方、分解や組み立てに興味がある方は、楽しみながら技術を身につけられます😊

塗装に加えて車両構造への理解が深まると、できる仕事の幅が広がり、現場で頼られる存在へ成長できます。

 

 

 

まとめ

 

塗装前にパーツを取り外すのは、パーツの際や隠れた部分まで丁寧に処理し、美しく均一に塗装するためです。

塗り残しや不要な塗料の付着を防ぎ、サビや汚れを確認しやすくする効果もあります。

一方で、パーツの構造や状態を確認し、取り外しによるリスクも考えながら判断することが大切です。

取り外し、保管、再取り付け、動作確認まで確実に行うことで、細部まで整ったトラック塗装が完成します✨

トラック塗装は、吹き付け作業だけではなく、多くの準備と技術が組み合わさった仕事です。一つひとつの工程を学び、細部までこだわる職人を目指したい方にとって、やりがいと成長を感じられる仕事です。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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